Power Query エラー解消　～ 接続先の変更 シート名の変更編～

業務改善コンサルティング会社がお届けする、今回はExcelのPower Queryの第四回目です。

Power Queryでエラーが表示されたけど、何のエラー？
今回は接続先のシート名が変更になった際の対処方法をご紹介します。
 
データ整理や更新、テンプレートの使用、共同作業中の変更、様々な場面でシート名が変更されます。
 
シート名の変更を防ぐのも良いですが、どうしても変更が必要場合もありますよね……
その際に困らないように、シート名が変更された時の対処方法をご紹介いたします。
 
【Power Query接続先の変更】
・Power Query：接続先のシート名の変更とは？
・Power Query：接続先エラーの確認方法
・Power Query：接続先エラーの解消方法

■Power Query：接続先のシート名の変更とは？

Power Queryの接続先のシート名が変更されると、エラーが発生します
※請求データのシート名が変更されました
 

■Power Query：接続先エラーの確認方法

それでは、実際にPower Queryからエラー内容を確認しましょう！
 
1.Excelを開き、クエリエディタを開きます
データタブ ＞ クエリと接続　＞　対象のクエリをクリックします

2.エラーが表示されたら、「エラーに移動する」をクリック

 
 
3.適用したステップを確認すると、「ナビゲーション」のステップでエラーとなっていることが分かります
「設定の編集」をクリックし内容を確認しましょう！

 
4.変更後のシート名が「データ」となっていることが確認できました
ここは “キャンセル” で戻ります

 
 
エラーの確認ができたので、次はエラーを解消しましょう！
 

■Power Query：接続先エラーの解消方法

エラーを解消していきましょう！
 
1. 新しいシート名へ変更します
直接、数式バーからシート名を修正します
 
■変更前
= ソース{[Item="Data",Kind="Sheet"]}[Data]

■変更後
= ソース{[Item="データ",Kind="Sheet"]}[Data]

これでエラーが解消されました！
 
 
2.最後に、Excelのデータを更新を行います
データタブ ＞ 閉じて読み込む をクリック

3. Excelに戻って、データが正しく読み込まれているかを確認して完了です

 
同じシート名使用されてしまったり、混乱を招きやすいシート名が最初で設定されていたりすると、運用中に変更が必要になることはあると思います。
 
その際に対応できるよう、ぜひ覚えておきましょう！