Power Queryで簡単にデータを整理しよう
2024/04/01
業務改善コンサルティング会社がお届けする、今回はExcelのPower Queryの第七回目です。
データを上手に扱うことは、今の時代において必要不可欠なスキルです。
Excelが多機能であることは周知の事実ですが、初めての方には少々難しく感じられるかもしれません。でも、ご安心ください!
Excelには「Power Query」という素晴らしいツールがあり、これを使えばデータの整理が驚くほど簡単になります。
この記事では、Power Queryを利用して基本的なデータ整理を行う方法を、初心者の方にもわかりやすく説明します。
具体的には、次の3つのステップをご紹介します。
1. 不要な行の削除
2. 見たくない情報の非表示
3. 日付のフォーマット変更
これらは、データを扱う際に非常に役立つ基本的な技術です。それでは、さっそくPower Queryの使い方を見ていきましょう!
Power Queryでのデータ整理ステップ
▶ステップ1:行の削除
① Power Queryを開始します
シートの「テーブル」内にカーソルを置き、データタブ > テーブルまたは範囲から をクリック
② 不要な1、2行目を削除しましょう
③ ホームタブ > 行の削除 > 上位の行の削除 をクリック
④ 2行を削除するため、行数に「2」と入力し、OKをクリック
⑤ 上位2行が削除されました
▶ステップ2:行の非表示
不要な行が特定の場所に集中していない場合は、非表示機能を使いましょう!
下図、赤枠の行を非表示にします
① 非表示にしたい行のヘッダーの▼をクリックし、表示させたい項目のみを選んでください
② 不要な行がなくなり、必要なデータのみが残りました
▶ステップ3:日付の書式変更
発注日などの日付が時刻まで表示されている場合は、フォーマットを変更して日付のみにしましょう
※このように、シリアル値で表示されることもあります
① 注文日の左側をクリックし、日付を選択
② 日付の書式に変更されました
▶ステップ4:データのエクスポート
データの整理が完了したら、「ホーム」タブの「閉じて読み込む」を選択し、Excelシートにエクスポートしましょう!
① ホームタブ > 閉じて読み込む > 閉じて次に読み込む > テーブル > 新規ワークシート > OK
② これで完了です
Power Queryを使えば、行の削除、行の非表示、日付のフォーマット変更など、基本的なデータ整理を簡単に、迅速に行うことができます。
これらの技術を身につけることで、データをより効率的に扱い、分析やレポート作成の作業をスムーズに進めることができるようになります。
これからも、データを活用して、様々な課題解決や分析を楽しんでいきましょう。
始めることが大切です。
今日からあなたもPower Queryでデータ整理のプロになりましょう!
そして、もっとPower Queryについて知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
https://thinkinc-excel.com/
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