Power Query クエリのマージ：クエリの追加編 

業務改善コンサルティング会社がお届けする、今回はExcelのPower Queryの第二十回目です。

 

今回は、Excelの強力なツール「Power Query」を使用して、異なるデータ同士を特定の項目をキーとして結合する（マージする）方法を学びます。 

 

「売上データ」と「社員マスタ」の異なるデータがあります。左側の「売上データ」を確認すると、“社員コード”は持っているが、それ以外の社員情報がありません。社員マスタとマージし売上データに社員情報を追加しましょう！ 

 

今回の記事では、「売上データ」に社員マスタのクエリを追加する手順をご紹介いたします。 

 

 

【クエリの追加】 

1.売上データを読み込んだExcelを開き、クエリから「売上データ」をクリックしPower Query を開きます。 

 

2.「売上データ」のPower Queryが起動したら、「社員マスタ」を取り込みましょう。 

 ホームタブ ＞ 新しいソース ＞ ファイル ＞ Excelブック をクリックします。 

 

 

3.「社員マスタ」のファイルを選択し、インポートをクリックします。 

 

4.「社員マスタ」を選択します。プレビューで取り込みたいデータを確認できたら、ＯＫをクリックします。 

5.社員マスタのクエリが追加されました。 

 

 

今回はPower Queryを使って、基本的なデータマージを実行する方法を見てきました。これであなたもデータ結合の第一歩を踏み出すことができます。 

 

次回は、マージしたデータを活用して、さらに高度な分析を行う方法について掘り下げていきます。