シンクインク株式会社

Power Query 変換された型について ②エラーとは? 

お問い合わせはこちら ホームページはこちら

Power Query 変換された型について ②エラーとは? 

Power Query 変換された型について ②エラーとは? 

2024/08/15

業務改善コンサルティング会社がお届けする、今回はExcelのPower Queryの第二十六回目です。

 

前回の「①データの抽出」に続き、今回の記事ではPower Queryで遭遇する一般的な問題、「②変更された型のエラー」について掘り下げます。型変更時になぜエラーが発生するのか、具体的な例を通じてその解決方法を学びましょう。 

 

①データの抽出       :テーブルの部署列から、重複しないデータを抽出しよう 

②変更された型のエラーとは?:項目名を「氏名」➡「名前」へ変更するとエラーに・・・ 

③エラー回避2選      :「変更された型」を上手く設定し、エラーを回避しよう 

 

 

【②変更された型のエラーとは?】 

・変更された型のエラーとは? 

・変更された型のエラーを解消しよう! 

 

■変更された型のエラーとは? 

基データの項目名を「氏名」から「名前」へ変更することで発生するエラーを詳しく見ていきましょう。 

 

1.項目名を「名前」へ変更後、抽出したデータテーブルを選択し右クリック > 更新 をクリックします。 

 

2.テーブル列から「氏名」のフィールドが見つからないというエラーが表示されました。 

●なぜエラーが発生するのか? 

部署以外の列は削除したので、関係ないのでは?と思いますが、ここで適用したステップの「変更された型」が影響しています。 

3.Power Query エディターからエラー内容を確認します。 

クエリと接続からテーブルをダブルクリックし、Power Query エディターを表示させます。 

4.「エラーに移動する」をクリックします。 

5.適用したステップの「変更された型」でエラーが発生していることがわかります。 

●変更された型とは 

それぞれの列のデータの型が「文字列」なのか「数値」なのか、Power Query 上で自動判定してくれるステップです。 

 

6.数式を確認し、さらにエラー内容を詳しく見ていきます。

 

■変更された型のエラーを解消しよう! 

1.式内の「氏名」を「名前」へ変更すると、エラーが解消されました。 

2.最後のステップへ移動し、エラーが残っていないことが確認できました。 

エラーの解消ができたので、「閉じて読み込む」でExcelへ読み込みます。 

3.Excelを確認すると、こちらでもエラー解消されました。 

 

今回はPower Queryでの「変更された型のエラー」の解消法を学びました。エラーの理解と正しい対処法をマスターすることで、データ処理の効率が大きく向上します。 

 

次回は、エラーを未然に防ぐためのさらなるテクニックを紹介しますので、ご期待ください! 

 

----------------------------------------------------------------------
シンクインク株式会社
〒650-0003
兵庫県神戸市中央区山本通2丁目13番15号 WALLSQUARE北野坂
電話番号 : 070-8977-1172


兵庫で効果のある業務効率化

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。