Power Query フィルターをマスターしよう①
2024/10/14
業務改善コンサルティング会社がお届けする、今回はExcelのPower Queryの第三十七回目です。
データ分析の第一歩は適切な情報の抽出から始まります。この記事では、Power Queryを活用して特定の条件に基づいたデータフィルタリング方法を初心者にも分かりやすく説明します。
次の条件で売上報告書にフィルターをかけます。
(条件は、支店名:東京本社、埼玉支店、売上額:1,000,000以上です)
フィルターをかける方法には、以下の2パターンがあります。
① フィルターの基本設定:列毎にフィルターをかける方法
② フィルターの詳細設定:1ステップで纏めてフィルターをかける方法
今回は、①の列毎にフィルターをかける方法をご紹介します。
<列毎にフィルターをかける方法>
1.Power Queryにデータをインポートします。
2.支店名で「埼玉支店」と「東京本社」でフィルターをかけます。所属部署の「▼」をクリック > 埼玉支店、東京本社を選択 > OKをクリックします。
3.フィルターのステップが追加され、支店名にフィルターがかかりました。
4.次に売上額で「1,000,000」より大きい数字にフィルターをかけます。売上額の「▼」をクリック > 数値フィルター> 指定の値より大きい をクリックします。
5.基本を選択します。設定内容が、「次の値より大きい」になっていることを確認し、「1,000,000」を入力後OKをクリックします。
6.更にフィルターのステップが追加され、売上額でもフィルターがかかりました。
これで「支店名が東京本社、又は埼玉支店且つ、売上額が1,000,000超」で抽出できました。
今回の記事で、Power Queryを使用して特定の条件でデータをフィルタリングする方法を学びました。この基本的な技術をマスターすることで、より複雑なデータ分析に自信を持って取り組むことができるようになります。次回はさらに進んだフィルタリング技術について掘り下げていきますので、ぜひご期待ください。
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