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Power Query 並び替えをマスターしよう! 

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Power Query 並び替えをマスターしよう! 

Power Query 並び替えをマスターしよう! 

2024/10/07

業務改善コンサルティング会社がお届けする、今回はExcelのPower Queryの第三十六回目です。

データ分析においてデータの並べ替えは基本ですが、Power Queryを使うことでより高度で効率的な方法が可能になります。この記事では、特定の列に基づいてデータを並べ替える基本的な手順と、それを応用した便利なテクニックを解説します。データの見通しを良くし、分析の質を向上させましょう。 

 

顧客ID、年、売上高列のデータを基に並べ替えを行いましょう。優先順位は、①「日付」、②「数量」、③「売上」とします。 

 

<複数列のデータ並べ替え> 

1.Power Queryにデータをインポートします。 

2.優先順位1の「日付」を最初に並び替えます。「日付」の▼をクリック > 昇順で並び替え を選択します。 

3.日付列が昇順でデータが並び替えられました 。 

4.次に優先順位2の「数量」を並び替えます。「数量」の▼をクリック > 昇順で並び替え を選択します。 

5.数量列が昇順でデータが並び替えられました。Power Queryでは並べ替えの優先順位が表示され、優先順位は、並べ替えを行った作業順です! 

6.項目名の部分を確認すると、「日付」は初めに並べ替えを行ったので「1」となっており、「数量」は二番目に並べ替えを行ったので「2」となっています。 

ここで並び替えの順を確認することができます。 

7.次に優先順位3の「売上」を並び替えます。「売上」の▼をクリック > 降順で並び替え を選択します。 

8.売上列の降順でデータが並び替えられました。並べ替えの優先順位も確認しましょう。「売上」は三番目に並べ替えを行ったので「3」となりました。 

 

<インデックス列の追加> 

列の並び替えを行うと、元々の順番が不明になってしまいます。元に戻せるように、インデックス列を追加しましょう。 

 

1.Power Queryにデータをインポートします。 

2.列の追加タブ > インデックス列 をクリックします。 

3.インデックス列が追加されました。現状の並びに連番が振られたことが確認できます。 

4.インデックス列を追加後、「日付」、「数量」、「売上」の順で並び替えても、インデックス列で元々の並び順が分かるとPower Queryでも並び替えの柔軟性が変わってくるので便利です! 

「Excelへエクスポートして元の並び順に戻したい・確認したい!」「クエリを複製して、元の並び順のデータも作成したい!」といった時に活用できます。 

 

今回はPower Queryを使用してデータを効果的に並べ替える方法を学びました。優先順位を設定し、複数の列を基に並べ替えることで、データの洞察がより明確になります。これらの技術を活用して、日々のデータ分析をさらに充実させてください。 

 

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