Power Query 「条件列」でデータのグループ化を効率化!
2024/11/04
業務改善コンサルティング会社がお届けする、今回はExcelのPower Queryの第四十回目です。
データ処理をより効率的に行うためには、適切なグループ化が鍵です。この記事では、Power Queryの「条件列」機能を使って、特定の基準に基づきデータを自動的にグループ化する方法を初心者にもわかりやすく解説します。例として「月額給与」に基づく条件を設定し、それに応じてデータを分類するプロセスを紹介します。
■条件を指定してデータのグループ化しよう
Aの条件を基に、Bのデータに区分を追加しCのグルーピングを作成しよう!
1.Power Queryにデータをインポートします。データ範囲を選択 > データタブ > テーブルまたは範囲からをクリックします。
2.Power Queryが起動したら、列の追加タブ > 条件列 をクリックします。
3.条件区分を基に「条件列の追加」を設定し、OKをクリックします。
① (列名)月額給与 (演算子)次の値以上 (値)400,000 (出力)幹部
② (列名)月額給与 (演算子)次の値以上 (値)300,000 (出力)ミドル
③ それ以外の場合:一般社員
4.指定した条件に基づいてカスタム列が追加されました。
5.Excelにインポートしましょう。ホームタブ > 閉じて読み込む > 閉じて次に読み込む をクリックします。
6.既存のワークシートのJ列にテーブルを追加しましょう。既存のワークシートを選択 > J2を選択 > OKをクリックします。
7.テーブルが追加されました。カスタム列を確認すると、条件を指定してグループ分けをしたデータが正しく反映されたことが確認できます。
■条件列の追加を理解しよう!
今回はPower Queryの強力な「条件列」機能を利用してデータを効率的にグループ化する方法を掘り下げました。この技術をマスターすることで、大量のデータから必要な情報を素早く抽出し、データの可視化や分析をより簡単に行えるようになります。次回も更に便利なPower Queryの機能について学んでいきましょう。
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