【GAS応用編】Googleカレンダーの予定をスプレッドシートに自動で書き出す方法
2025/11/20
今回は、GASの応用編です。
Googleカレンダーの予定データをスプレッドシートに自動で書き出し、業務の「見える化」と分析に繋げる方法をご紹介します。
「今月、どの業務にどれくらい時間を使ったんだろう?」
「プロジェクトごとの会議時間を集計して、工数レポートを作成したい」
そんな時、カレンダーの予定を一つずつ見ながら手作業で集計していませんか?
その面倒な作業を、GASとAIに任せてしまいましょう。
Googleカレンダー標準の「時間の分析情報」機能よりも一歩進んだ、より詳細な分析方法を解説します。
【カレンダーのデータを書き出すと何が便利なのか】
Googleカレンダーは予定を管理するには最適ですが、過去の活動を分析・集計するには少し物足りないです。
予定データをスプレッドシートに書き出すことで、以下のような活用が可能になります。
・業務時間の分析
QUERY関数やピボットテーブルを使い、特定のキーワード(例:「〇〇社」「会議」)を含む予定の合計時間を算出する。
・レポート作成
顧客への請求書作成時間や、社内での工数報告の元データとして活用する。
・活動ログのバックアップ
重要な予定をテキストデータとして保管しておく。
【AIに「カレンダー書き出し」のプログラムを書いてもらう】
◎プロンプト例
# 目的
指定した期間のGoogleカレンダーの予定を取得し、スプレッドシートに書き出すGASを作成してください。
# トリガー
スプレッドシートに表示されるカスタムメニューから手動で実行したいです。
# 具体的な処理手順
1.「yyyy/mm/dd」形式で、取得したい期間の「開始日」と「終了日」を入力するダイアログを表示する。
2.自分のメインカレンダーから、入力された期間内のすべての予定を取得する。
3.新しいシートを作成し、その名前を「カレンダーログ_yyyymmdd」のように実行日の日付にする。
4.1行目には「件名」「開始日時」「終了日時」「予定の時間(分)」という見出しを作成する。
5.取得した予定の情報を、2行目以降に1行ずつ書き出す。
- 「予定の時間」は、終了日時と開始日時の差分を「分」で計算して表示する。
6.全ての処理が終わったら「〇件の予定を書き出しました。」とメッセージを表示する。
【GASを実行する】
1.Apps Scriptエディタにコードを貼り付け、ツールバーの保存ボタンをクリックする。
2.スプレッドシートに戻り、ページを再読み込みする。
3.メニューバーに「カレンダーログ」という新しいカスタムメニューが表示される。
4.「カレンダーログ」メニューから「予定を書き出す」を選択する。
5.初回実行時には、スクリプトがGoogleカレンダーとスプレッドシートにアクセスするための承認を求められるので、「承認手続きを進める」をクリックし、画面の指示に従ってアクセスを許可する。
上記の手順で、指定した期間の予定が新しいシートに自動で出力され、集計や分析が格段にしやすくなります。
さらに分析の精度を上げるには、予定の名前に「【会議】〇〇社」「【作業】資料作成」のようなルール(命名規則)を決めておくと、後の集計作業がよりスムーズです。
もちろん、特別なルールがなくても、手作業でカレンダーを一つひとつ確認するよりは断然効率的です。
ぜひ、この方法で面倒な集計作業を自動化してみてください。
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