マスタデータとトランザクションデータの違いを初心者向けに解説
2026/01/01
今回は会社で扱うデータを大きく2種類に分類した、「マスタデータ」と「トランザクションデータ」の違いについて解説します。
例えば、商品や顧客など「台帳」がマスタデータ、売上や取引など「日々の記録」がトランザクションデータになります。
この2つの違いを理解することが、データ活用の第一歩となります。
◎マスタデータとは
ビジネスの基本となる「台帳」のデータです。
一度登録したら、頻繁には変更されません。
企業の活動の基礎となる、固定的で中心的な情報で、「モノ」や「ヒト」を表します。
・商品マスタ:商品コード、商品名、単価など
・顧客マスタ:顧客ID、会社名、住所など
・社員マスタ:社員番号、氏名、所属部署など
◎トランザクションデータとは
日々のビジネス活動によって発生する「履歴」のデータです。
「いつ、何が起こったか」という日々の出来事を記録したもので、どんどん蓄積されていきます。
日々増え続ける、流動的なデータで、「出来事」を表します。
・売上データ:「いつ」「誰が」「何を」「いくつ」購入したかの記録
・勤怠データ:「いつ」「誰が」出社・退社したかの記録
・在庫データ:「いつ」「どの商品が」入荷・出荷されたかの記録
【なぜこの2つを分けて管理することが重要なのか?】
2種類のデータを分けて管理するのには、2つの大きな理由があります。
1.情報の正確さと一貫性を保つため
もし商品マスタがなく、取引のたびに価格を履歴データに直接入力していたらどうなるでしょう。
ある商品の価格が150円から160円に値上がりした際、今後の取引で誤って古い価格を入力してしまうかもしれません。
「台帳」である商品マスタの価格を1か所更新するだけで、今後のすべての取引で新しい価格が正確に参照されるようになり、情報の一貫性が保たれます。
2.データ分析をしやすくするため
データを2種類に分けて管理しているからこそ、VLOOKUP関数などを使ってデータを繋げて、分析することができます。
例えば「売上データ」の「商品コード」を参照して「商品マスタ」から「商品名」を呼び出すことで、「今月、どの商品が一番売れたのか?」といった分析ができるようになります。
データを「マスタ=台帳」と「トランザクション=履歴」に分けることが、データ活用のための最も重要な第一歩と言えます。
データを正しく整理できれば、分析や改善のスピードは格段に上がるので、ぜひ日頃の業務に役立ててください。
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