平均値・中央値・最頻値を図解で解説|違いと使い分けが3分でわかる
2026/02/26
今回はよく使う「平均値」についてです。
「我が社の平均年収は〇〇万円」
「今月の問い合わせ対応の平均時間は〇〇分」
日常的に使う「平均」ですが必ずしも真ん中や普通を示しているとは限りません。
使い方を間違えると、データの実態を大きく見誤ってしまう恐れがあります。
【平均値の性質と注意点】
平均値は、すべての数値を足して、その個数で割った値です。
全体の総量を知るには便利ですが、たった一つの「極端な値(外れ値)」に引っ張られてしまうという大きな弱点があります。
例えば、5人の社員の月給が以下のようだったとします。
「30万円、32万円、34万円、36万円、100万円」
上記の5人の「平均月給」は 46.4万円 です。
しかし、この結果を見て「平均でだいたい46万円くらいもらっているんだな」と思うのは正しいでしょうか?
4人は30万円台なのに、たった一人の100万円という「外れ値」によって、平均が実態よりも大幅に吊り上がってしまっています。
【データの実態を映す「中央値」と「最頻値」】
例のような「平均値の誤解」を避け、データの実態により近い数値を把握するために、残り2つの指標を使い分ける必要があります。
①中央値
中央値とは、データを小さい順(または大きい順)に並べた時に、ちょうど真ん中に来る値のことです。
先ほどの月給の例「30万円、32万円、34万円、36万円、100万円」の場合、真ん中の値は34万円です。
平均値(46.4万円)と比べて、こちらの方が「普通の人の給与水準」を、より実感に近い形で表していると思いませんか?
中央値は、外れ値の影響をほとんど受けないため、給与やアンケート結果など、数値に大きな偏りがありそうなデータを分析する際に便利です。
ExcelやスプレッドシートではMEDIAN関数で求められます。
②最頻値
最頻値とは、データの中で最も回数多く登場する値のことです。
例えば、ある商品の1日の販売個数が「1個、2個、1個、3個、2個、1個、4個、1個」だった場合、最も多く(4回)登場する「1個」が最頻値となります。
「平均で2.1個売れています」と言われるよりも「1個売れる日が一番多い」と知る方が、在庫管理や発注計画に役立つ場合があります。
アンケートの満足度調査で「5段階中、どの評価が一番多かったか」を見るのにも使えます。
ExcelやスプレッドシートではMODE関数で求められます。
【用途で使い分ける】
「平均値」が全てにおいて悪いわけではありません。依然として全体の傾向を掴むには便利です。
しかし、平均だけを見ていると、データの中に隠れた「偏り」や「外れ値」に気づかず、判断を誤る恐れがあります。
今後は、データの実態を正しく知るために「平均値」だけでなく「中央値」や「最頻値」といった多角的な視点も持って、データ分析に取り組んでみてください。
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