ファネル分析とは?Excelでボトルネックを見つける業務改善・データ分析の基本
2026/02/19
今回は、業務プロセスのどこに「問題」があるかを見つけ出し、報われない努力をなくすための分析手法「ファネル分析」をご紹介します。
「今期の目標達成に向けて、とにかく行動量を倍にしよう!」
「応募が来ないから、求人広告の予算を増やそう!」
ビジネスの現場では、ガムシャラに行動量を増やしても、なかなか成果につながらず、現場が疲弊してしまうこともよくあります。
【ファネル分析とは?】
ファネル(Funnel)とは「漏斗(じょうご)」のことです。
多くのビジネスプロセスは、入口から出口に進むにつれて、徐々に対象数が減っていきます。
この様子を図にすると、漏斗のような逆三角形になります。
「どこで、どれくらい減ったか」を可視化することで、ボトルネックを特定するのがファネル分析です。
【プロセスの課題を見つける】
採用プロセスを例に説明します。
最終的な採用人数(5名)が同じA社とB社ですが、中身を見ると課題は全く異なります。
◎A社の場合
応募:100名→書類通過:10名→面接通過:5名→内定:5名
◎B社の場合
応募:100名→書類通過:80名→面接通過:10名→内定:5名
A社は書類通過率が極端に低いです。
「ターゲットではない人からの応募が殺到している」可能性が高く、募集要項の内容に課題があると仮定できます。
一方、B社は面接で大量に不採用になっています。
「面接官のスキル不足」や「書類選考が甘すぎる」可能性があり、採用担当の選考基準に課題がありそうです。
上記の状況で、もしB社が「応募数が足りない!」と勘違いして広告費を増やしたらどうなるでしょうか。
面接の手間ばかり増えて、現場が疲弊する恐れがあります。
【Excelで「ファネル図」を作ってみよう】
分析というと難しそうですが、実は今のExcel(2016以降やMicrosoft 365)には、標準で「じょうごグラフ」という機能が入っています。
①プロセス名(応募、書類選考、面接…)と数値(100,50, 30…)の表を作る。
②表を選択し「挿入」タブ→「グラフ」→「じょうご」をクリック。
上記手順だけで、自動的に中央揃えの逆三角形グラフができあがります。
数字の表を眺めるよりも、グラフにして「形のくびれ」を見ることで「あ、ここで急激に減っているな」と直感的に気づくことができます。
【ボトルネックを見つけてから行動しよう】
ファネル分析の考え方は、採用だけでなく「営業プロセス(商談→受注)」や「社員定着(入社→3ヶ月定着)」など、ステップが存在するあらゆる業務に応用できます。
「もっと頑張ろう!」と精神論に走る前に、まずはファネル図を描いてみてください。
一番のボトルネックを特定し、そこを改善するだけで、同じ労力でも驚くほど成果が変わるはずです。
ぜひ一度、営業・採用・Webサイトへの集客など、周りにある「減っていく数字」をチェックしてみてください。
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