仕事の質を上げる「考える力」|“どうしたらいい?”を卒業する思考習慣
2026/03/23
今回は、仕事の質を高めるために欠かせない「考える力」という視点で考えたいと思います。
仕事をしていると、誰かの意見を求めたくなることがあります。
・AとBのどちらを選ぶべきか
・資料作成にはどのツールが最適か
・会議の議題は何を重点に置くべきか
自分一人では判断できない課題に直面したとき、あなたならどのように相手に意見を求めるでしょうか。
「どうしたらいいでしょうか」
この言葉は、一見すると素直で有効な質問に思えます。しかし、「どうしたらいいでしょうか」には、自分の意見がありません。判断をすべて相手に委ねている他責思考の状態です。考えることから一歩引いているとも言えます。
業務改善に必要なのは、他責思考ではなく自分で考える力です。
「どうしたらいいでしょうか」ではなく
「私はこう思いますが、どうでしょうか」と、
問いかけを「私はこう思う」に変えてみてください。
まず自分の意見を伝えたうえで相手に意見を求めることで、考えの違いや新たな視点が見えてきます。あなたの思考プロセスが見えるからこそ、相手はより具体的で的確なアドバイスができ、良い議論が生まれます。
このようなやり取りの根底にあるのが「考える力」です。考える力とは、正解を当てる力ではなく、自分なりの仮説を持つ力です。そして、「考える力」は誰かに与えられるものではなく、自分自身で鍛えていく必要があります。大切なのは考え続けることです。
「なぜ?」と疑問を持ち、疑問が浮かんだら自ら調べる。この積み重ねが、考える力を育てていきます。
そしてもう一つ大切なことは、調べたことをアウトプットすることです。アウトプットの習慣が、自ら考え学んだことを定着させます。
動画や本で学んだはずなのに翌日には内容を思い出せない、そんな経験はありませんか。これは知識が自分事として定着していないからです。
定着させるための有効なアウトプット手段を2つ紹介します。
・誰かに話す(言語化する)
学んだことを誰かに話そうとすると、頭の中で情報を整理し、自分の言葉に置き換える必要があります。自分の言葉でうまく言語化できなければ、もう一度調べ直すこともあるでしょう。この繰り返しが、考える力を強化し知識を確かなものにしていきます。
紙に書き出す(可視化する)
ペンを持ち、紙に要点やキーワード、図を自由に書き出してみることもおすすめです。頭の中にあった思考が整理され、内容が明確になります。丁寧にまとめる必要はありません。走り書きやメモ程度でも十分です。書き出すことで、点と点が一本の線としてつながっていくでしょう。
ただ聞き流す、読み流すだけでは、せっかくの学びが生かされずもったいないです。自分に合った思考整理方法を探してみてください。
なぜ?→分かった!→嬉しい→もっと学びたい!
このポジティブなサイクルが回れば、仕事の質は向上していくはずです。自分の考えを持ち、そのうえで他者の意見を求めることで、互いに考え続ける関係が生まれます。より良い人間関係の中で価値ある仕事ができるように「考える力」を意識的に養っていきましょう。
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