仕事で大切な感謝の力|当たり前を見直す習慣
2026/06/22
今回は、見過ごしがちな「当たり前に感謝をする」という視点で考えたいと思います。
・朝、出社してデスクに座る
・パソコンを立ち上げ、いつもの入力フォームに数字を打ち込む
・休憩時間にトイレへ行き、清潔な空間で一息つく
私たちは日々の業務の中で、こうしたことを深く考えることなく当たり前として行っているのではないでしょうか。
しかし、少しだけ視点を変えて想像してみてください。
使用しているデスクは、誰かがレイアウトを考え、運び入れてくれたものです。業務の流れや入力フォームは、誰かが使いやすいように作ってくれています。職場のトイレや休憩室を気持ちよく利用できるのは、掃除をし、備品を補充してくれている方がいるからです。
普段は意識することが少ないかもしれませんが、私たちが何気なく使っている環境は、多くの人の手によって支えられています。
一見、バラバラに存在する「点」のような仕事。しかし、それぞれの仕事がつながり、今の環境が成り立っています。私たちがスムーズに働けるようにと、つながれた「線」です。
<誰かが整えてくれた環境(過去)に感謝する>
仕事は多くがルーティン化されています。システムやルールは、誰かが改善を繰り返し作り上げてくれたものです。この結果、スムーズに仕事を行うことができます。その後も状況に合わせて改善が重ねられ、気が付けばそれもまた、当たり前の環境になっていきます。
まずは、今の自分が知らず知らずのうちに多くの人に支えられているという事実に、感謝の気持ちを向けてみてはどうでしょうか。
<自分も誰かのための環境(未来)を作っている>
感謝の視点を持つと、仕事への向き合い方も変わってきます。自分が作成する資料や入力するデータも、次に誰かが使うものです。
・データを見る人がすぐに判断できるようにわかりやすく整えておこう
・次に仕事をする人が困らないように、情報を整理しておこう
・備品を使いやすいように、向きをそろえよう
仕事は自分一人では完結しません。私たちは「線」を作る一つの「点」として、その役割を担っています。その小さな意識が、人との関わりを育み仕事の質を高めていきます。
<小さなありがとうを積み重ねる>
目に見える大きな助けにはお礼を言えても、日常の些細な配慮には「言わなくてもわかるだろう」と言葉にせず過ごしてしまうことがあります。しかし、信頼関係は小さな「ありがとう」の積み重ねで築かれていきます。普段は意識していない小さなことにも目を向けてみてください。
困ったときにそっと手を差し伸べてくれる人、気が付けば助けてくれる仲間の存在は当たり前ではありません。積み上がった信頼があるからこその存在です。
当たり前にある環境は、誰かの行動によって作られ、私たちは多くの人に支えられながら仕事をしています。そして、自分の仕事もまた、次に続く誰かの仕事につながっています。昨日までの誰かが作ってくれた「当たり前」に感謝し、明日からの誰かのために今日も丁寧にバトンをつないでいきましょう。
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