クラウドサービスとは?仕組みとメリットを解説
2026/09/03
今回は、場所や端末の制約をなくす 「クラウド型サービス」の仕組みを解説します。
「経理ソフトが入っているパソコンが1台しかない」
「出張先や自宅から社内のデータにアクセスできず、業務が進まない」
「システム担当者が休むと、誰もシステムトラブルに対応できない」
特定の端末に依存する業務体制は、生産性を大きく低下させ、業務継続性のリスクにもつながります。
今回はインターネット上でログインして使うクラウド型サービスの仕組みをまとめました。
クラウドの仕組みを知れば、働く場所や端末の制限から解放されます。
なお、前回ご紹介した「SaaS」はクラウドサービスの一種です。
クラウドはインターネット経由で利用する仕組み全体を指し、その中に会計ソフトや人事システムなどのSaaSがあります。
つまり、
・クラウド=利用する仕組み
・SaaS=クラウド上で提供されるサービス
と考えると分かりやすいでしょう。
【特定のパソコンに縛られる原因】
システムを直接パソコンにインストールしている場合、業務範囲が特定の端末に縛られます。
従来のソフトは、パソコン本体に機能を組み込む仕組みでした。
例えば、経理ソフトを特定のパソコンに入れた場合、他の端末からは一切操作できません。
データもそのパソコン内に保存されるため、他の社員はアクセス不可になり、業務が属人化してしまい担当者の休暇や退職によって、確認や修正作業が止まってしまうケースもあります。
【ネットにログインして使うクラウド型サービスとは】
クラウドサービスとは、インターネットに接続してシステムを利用する仕組みです。
機能やデータは手元のパソコンではなく、提供会社や自社管理のサーバー上に存在します。
Gmailやチャットツールを思い浮かべてみてください。
ブラウザを開いてIDとパスワードを入力するだけで、スマートフォンからでも、出張先のパソコンからでも、全く同じ画面を開くことができます。
インターネットに繋がる環境さえあれば、いつでも業務を再開できるのが、クラウド型サービスの最大の強みです。
【クラウド化がもたらす業務効率の向上】
クラウドサービスの導入は、バックオフィスの業務効率も高めます。
複数人で同時に同じデータへアクセスし、リアルタイムで作業を進められるからです。
・常に最新データを共有できる
USBメモリでの受け渡しや、メール添付での共有で起きがちな「どれが最新版か分からない」というトラブルがなくなります。
・タイムラグの解消
クラウド型のシステムなら全員が常に最新のデータを閲覧・編集できるため、ファイルの確認待ち時間が解消されます。
場所や端末の壁をなくすクラウド化が、部門全体の生産性を底上げします。
【場所の自由を手に入れて業務を効率化する】
クラウドを活用すれば、特定の端末に依存する不便な体制を大きく解消できます。
まずは社内で「特定のパソコンしか使えない業務」を洗い出してみてください。
・特定のパソコンでしかできない業務
・特定の担当者しか分からない業務
・USBやメール添付でデータを受け渡している業務
など、該当するソフトをクラウド版へ移行できないか、提供元のWebサイトで確認してみましょう。
システムをインターネット上へ移行させ、どこでも働ける自由な業務環境を構築してください。
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