Zチャートの作り方を解説|Excelで簡単に売上を可視化する方法
2026/04/16
今回は、前回ご紹介した「Zチャート」の作成方法を解説します。
難しそうに見えますが、実は4列のデータを作るだけで、誰でも簡単にグラフが作成できます。
◎事前準備
月毎の売上データ(過去1年以上分)を用意します。
◎4つの列で表を作る
まずは、Zチャート用の「土台となる表」を作ります。
Excelを開き、1行目に列名を作りましょう。
A列から順に「年月」「月次売上」「売上累計」「移動年計」と入力してください。
その後にデータを入れていきます。
A列(年月):2024/4、2024/5…と入力します。
B列(月次売上):毎月の売上実績を入力します。
C列(売上累計)、D列(移動年計):計算式が入るので、今は列名のみでOKです。
◎計算式の入力
C列とD列に数式を入れます。これができればZチャートの大部分は完成したも同然です。
・売上累計(C列)
4月(期初)からその月までの合計を出します。
セル「C2」に以下の式を入力し、データの最後までコピーしてください。
=SUM($B$2:B2)
・移動年計(D列)
その月を含めた過去12ヶ月の合計を出します。
「過去1年分のデータ」が必要です。、
そのため、データが12ヶ月分揃った行(翌年の3月、つまりセル「D13」)から計算を開始します。
最初の1年分(D2〜D12)は空白のままで構いません。
セル「D13」に以下の式を入力し、下までコピーしてください。
=SUM(B2:B13)
(期首からではなく「直近12ヶ月分」だけを合計している点がポイントです)
シンプルに「B2からB13までの合計(12ヶ月分)」を計算します。
下の行にコピーすると、範囲がひとつずつズレて、常に「直近12ヶ月分」の合計を出してくれます。
◎グラフにする
表ができたら、データが入っている範囲(A列〜D列)をすべて選択し、メニューの[挿入]>[折れ線グラフ]をクリックします。
すると、グラフ上で3本の線が繋がり、綺麗な「Z」の文字が浮かび上がります。
下の線(月次売上): 毎月のジグザグした動き
斜めの線(売上累計): 右肩上がりで積み上がる
上の線(移動年計): 1年間のトレンド
グラフの右端で「斜めの線」と「上の線」がちょうど一点で重なれば、計算は完璧です。
一番上の線(移動年計)が「上向き」なら、会社は成長期です。
もし「下向き」になっていたら、要注意。
たとえ今月の売上が良くても、移動年計が下がっているなら、長い目で見て売上が低下している恐れがあります。
計算式は一度作ってしまえば、あとは毎月の売上数字を足していくだけで、グラフが更新され、会社の動向が可視化されます。
「今月はどうだった?」という「点」の議論から「自社の動向はどうなっている?」という「線」の議論ができるようになります。
Zチャートを使って、ビジネスの視座をワンランク上げていきましょう。
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